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不倫で心の隙間を埋めようとしたけれど…

独身だった頃、既婚男性と不倫関係にありました。当時、仕事先が変わり、生活や環境が一変したことで、寂しさや切なさを感じていました。そんな時、声をかけてきたのがその既婚男性でした。
はじめは彼に対して興味はありませんでしたが、寂しい生活と孤独感から誰かに頼りたいという気持ちになり、彼の誘いにのってしまいました。
その後、関係は続きましたが、周囲の人間に悟られないように努力しました。その理由は、部署は異なるものの、同じ社内の人間同士であり、関係が噂されることがお互いにとって不利益であったためです。
2人で会うときも、社内の人間が立ち寄らないような場所を選び、密会をしていました。彼とはこうした関係がしばらく続きましたが、私が抱えてきた寂しさや虚しさが癒されることはなく、逆に日々大きくなっていきました。
そして次第に、そんな不倫関係を無意味だと感じるようになり、その関係をやめたいと思うようになりました。そこで、実際に彼に話をすることにしました。
ですが、はじめから彼のほうに強い想いがあったため、彼は私の不倫をやめたいという気持ちを簡単には受け入れてくれませんでした。今まで誰にも知られずに関係を続けてきたのだから、今後もきっと大丈夫だ、などと言って私を説得しようとしてきました。
それを聞いて、この人は身勝手で自己愛だけが強い人だと思い、すぐにでも関係をやめたいと感じるようになりました。その後、関係が長引くことの無意味さや男性家族の気持ちなどを説得材料として、何とか理解してもらいました。
今でも、寂しい時などは誰かに心の隙間を埋めてもらいたいなどとつい思ってしまいますが、心から相手を思いやる本当の愛情がなければ心の隙間が埋まることはないと、今回の不倫で学ぶことができました。
心の隙間…本当は何を求めているのか?

心に隙間があるとき、お互いに素敵だなと感じる異性と出会ってしまえば、そこから恋愛に発展することは難しくないのかもしれません。ですが、その先に何があるのか?長い目で先を見通してみれば、それが本当に自分や相手の幸せにつながるのか?不倫の関係となってしまう前に、ゆっくりとその答えを探してみることが大切です。
一時的な目の前の癒しだけを求めるのではなく、人生全体を見渡せることができたなら、今自分が選ぼうとしている道が、本当の幸せにつながるのかどうか、気づくことができるかもしれません。
不倫の恋愛は、そのリスクを知り覚悟を持ってすることができなければ、いつか身動きができなくなってしまう可能性が大いにあります。それでも、不倫の道に進むのであれば、その先にある結末がどんなものであるにせよ、自分で引き受ける覚悟をもって進みましょう。
不倫をやめたい…そんな風に悩んでいながらもそこから抜け出せずにいるのであれば、自分にこう問いかけてみてください。
「夫(妻)や子どもを捨て、社会的地位を失ってまでも不倫相手と生きたい」その結果、何が得られると思っているのか?本当は何を求めているのか?
その答え、自分の正直な気持ちが不倫を続けるという選択をさせるのであれば、たとえそれが自分の望む幸せにつながらなくても、そこから何かを学び、その先の人生に役立つ教訓を得ることがきっとできるでしょう。
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