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性の不一致は離婚理由と認められる?法定離婚原因の基礎知識

離婚の悩み体験談

性の不一致が離婚理由としては認められるなら、それですんなりと離婚をすることができれば問題ないのですが…もし裁判などになったらと考えると、ためらってしまいます。

結婚前まではそこまで気にならなかったのですが、夫は性行為に関して少しアブノーマルなところがあり、それが結婚をしてからエスカレートしていきました。

私は、性行為自体は嫌いではないのですが、エスカレートする夫のアブノーマルな趣向に対してはついていくことができずに、だんだんと嫌悪感が増し、今では夫との性行為が苦痛になってしまいました。

それがきっかけとなり、ほかの部分でも鼻につくようなところがチラホラと気になるようになり、一緒にいることの利点というのが見いだせなくなってきたのです。

生活のレベルに関しては不満はなく、夫婦共にそれなりに稼ぎがあるので人よりもよい生活ができているのですが、それだけに離婚理由が性の不一致だけでは弱いかなという面もあり、仮に離婚理由としてそれが正当なものであったとしても、それを主張するようなことになると離婚をするよりも苦しいことになってしまいそうで悩んでいます。

夫の趣向を変えさせるのが一番よい解決方法なのかもしれませんが、このようなものが簡単に変わるとも思えず、余計なことをすると変な方向に話が進んでしまいそうな気もしていて、行動を起こすこともできません。離婚に至るもっと明確な理由があれば、むしろ別れやすくてよかったのですがそこまででもないだけにつらいです。

ポイント
夫婦間の話し合いで離婚が成立する協議離婚であれば、どのような理由であっても双方の合意により離婚することが可能です。ですが、相手が離婚に応じなかった場合、最終的に裁判に移行すると明確な離婚事由「法定離婚原因」がなければ離婚はできません

では、離婚したいのに相手が離婚に応じてくれない、はっきりとした離婚理由がない場合にどうすればよいのでしょうか?

裁判離婚で必要となる法定離婚原因について

知っておきたい基礎知識

離婚には、大きくわけて互いに協議して離婚する「協議離婚」、裁判所で調停を行い離婚へと至る「調停離婚」、協議や調停が不成立となった場合や相手側に明らかな法定離婚原因があった場合に法廷に持ち込んで裁判で離婚を決定する「裁判離婚」があります。

3番目の裁判離婚で必要となる法定離婚原因については、相手の不貞行為、つまりは不倫などの関係があった場合の有責性のあるものや、夫婦として共同生活を継続するにあたりその生活を継続しがたい事由(家庭内暴力などを指したり、または配偶者が極度の精神の病などのために夫婦生活の継続が見込まれない場合など)などがあげられます。

裁判で離婚を成立させるためには、このような「法定離婚原因」が必要となり、これに該当する理由とその証拠がないと裁判での離婚は認められません。

有責配偶者からの離婚申し立てについて

離婚裁判で問題になることが多いのは、不貞行為である不倫の案件での法定離婚原因による争いです。

基本的には、不倫された側からしか裁判離婚の請求はできません。ですが別居している夫婦で、夫婦としての関係がすでに破綻、形骸化している場合、さらにこれが長期にわたっている場合には、不倫をした側の有責配偶者からの裁判離婚も例外的に可能です。

これは、いくら離婚原因を作ったとはいえ、夫婦の実態のない状況を長い間放置しておくことについて、それ自体が夫婦関係の破綻である、離婚に近い状況であることから、認められているものです。

しかしこの有責配偶者からの離婚請求には、ほかにも要件があり、夫婦2人の間に子どもがいないなど、「ほかの者に対して法律上に利害が発生しないこと」という条件がついていますので、子どもがいる場合には子どもの権利保護の観点から離婚請求できない場合があります。

明確な離婚事由がない場合には

悩み解決のヒントを探しましょう。

一般的には、明確な法定離婚原因がないと裁判離婚は難しいとされていますが、そのような明確な理由がない場合でも、体験談の方のような「性生活の不一致」や「夫婦生活の中で不満が蓄積されていった結果、本気で離婚を考えるまで思い詰めるようになった」「長期間の別居生活」などの実態がある場合には、それを「婚姻を継続しがたい重大な事由」として裁判で争える可能性もあります

それには、日々ストレスが蓄積されるような行為を受けているのであればそれについての日記やメモ、精神的な苦痛を受けたことが証明できるような診断書などが裁判での立証に役立ちます。

上記体験談の方のように、継続的に与えられる苦痛が改善される可能性が低く、将来的に離婚を考えていくのであれば、離婚事由となるような証拠をできるだけ多く集めていくなどの準備を始めていかれることをおすすめします。

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