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離婚調停の流れについて

知っておきたい離婚の手続き・基礎知識

離婚調停は、一方の離婚の申し出に対して一方が話し合いに応じない場合や、感情的になり話し合いが不可能な場合、協議離婚でお互いの離婚条件の折り合いがつかなかった場合などに、家庭裁判所の調停委員が双方の話を聞き、解決策をさぐるものです。

では、調停では、どのような流れで話し合いが行われていくのでしょうか?その流れについてご紹介します。

離婚調停の申し立て~調停成立(不成立)までの流れ

家庭裁判所に離婚調停を申し立てる

まずは離婚調停開始のための申立書を裁判所に提出しなければなりません。夫婦関係調整調停申立書や申立人の印鑑、申立人の戸籍謄本、相手方の戸籍謄本を用意しておく必要があります。

また申立書には、離婚を決意するまでの経緯や理由を書かなければいけませんので、離婚理由について簡潔にまとめておきましょう。

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家庭裁判所から呼び出し状が届く

申立書を提出し受理され、日程が決まると裁判所から夫婦双方に初回の離婚調停の日程について「○月○日の○時に○○家庭裁判所に出頭してください。」という調停期日呼出状が送付され、調停期日が通知されます。もし、病気、その他の事情で出頭が難しい場合には、早めに「期日変更の申請書」を提出」しておきましょう。

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離婚調停のスタート

離婚調停では裁判官(家事審判官)と弁護士資格や家事問題解決についての専門知識を持つ男女各1名ずつの調停委員によって「家事調停委員会」が組織されます。

そして裁判所の指定された部屋で、調停委員立会いのもと、本当に離婚するかどうかや財産分与の金額、慰謝料の有無、親権をどちらが持つかなどについての話し合い行うことになります。(※調停の際、裁判官は時間的な理由から実際に同席することはほとんどありません。)

原則として、申し立てを行った側と相手方は別々に調停室に呼ばれ、それぞれが調停委員を交えて離婚についての話し合いを進めます。

調停室では夫婦間で問題が起こらないよう、個別に調停委員がそれぞれの言い分を聞いて調整が行われます。順番に調停室に呼ばれますので、そこで調停に至った経緯や申立人の主張について調停委員に述べることになります。

DVなどの問題があり、どうしても相手との接触を避けたいということであれば、事前にその旨を伝えておけば、できるだけ鉢合わせすることのないよう、時間などを調整してもらうことも可能です。

一般的には、1回の聞き取りに約30分~40分間程度を要し、交互に調停室に呼ばれて話し合うことになりますので、1回の調停でも約2~3時間かかることが多いです。そして1回目の調停で話し合いがまとまらなければ後日に2回目に進むことになります。

また、もしも調停途中で考えが変われば、家庭裁判所に「取下書(とりさげしょ)」を提出することにより調停を取り下げることも可能です。(※取下書の提出については、相手の同意も必要ありませんし、その理由を問われることもありません)

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調停成立

離婚調停を経て、離婚やその条件について夫婦双方が合意し、裁判所が妥当と認めれば調停離婚が成立します。そして合意内容である調停調律が作成され法的な証拠として扱われることになります。

この調停調書作成後10日以内に離婚届とともに調停調書謄本を市区町村役場に提出すれば離婚が成立することとなります。

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調停不成立

どちらも譲らず、調停での話し合いを経ても夫婦が合意に至らなかった場合、裁判所がそれ以上調停を長引かせることは無意味であると判断し、「調停不成立」となり、そこで調停が終了します。(※これに対する不服申し立てはできません。)


以上が、調停離婚のおおまかな流れとなります。上記に記載した調停の流れは一般的なものですので、調停にかかる期間や毎回の話し合い時間などはケースによって異なりますが、事前にある程度の知識を持つことで、当日落ち着いて話し合いをすることができます。

離婚調停を控えている方、これから離婚調停を申し立てようとお考えの方は、それまでに流れをしっかりとイメージしておきましょう。

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