スポンサーリンク

別居後の面会交流について

離婚と子ども

親が離婚し、子どもがどちらか片方の親と暮らすことになっても、離れて暮らしているもう一方の親とも親子であることに変わりはありません。

面会交流とは、子どもと離れて暮らす親が離れて暮らす子どもと定期的に面会交流するための取決めで、離婚条件を話し合う際に、どれくらいの頻度で、いつ、どこで面会するかといった内容について父母間で話し合って決めるものです。

定期的な面会交流で得られるメリット

定期的な面会交流により、離れて暮らす親子が離婚後も良い関係を維持することができれば、自分は親であるという自覚を生み、子どもは見守ってくれていると安心感を得ることが出来るでしょうし、親は子どものために養育費などをちゃんと払おうという考えや行動を自覚するというメリットもあります。

子どもと別れて暮らす親に子どもを会わせることは、離れて暮らしていても親子の繋がりを感じられる機会となるでしょう。

ただ、子どもは子どもなりにいろいろと感じ、考えています。親の離婚について理解出来ない気持ちもあるかもしれません。そして親の離婚により自分の居場所が定まらず、大きな不安を抱えているかもしれません。気持ちをうまく言葉にすることが出来ず、面会交流に関しても本心を話せていないかもしれません。

私は、面会交流はそんな不安定な子どもの心にしっかり寄り添い、少しずつ不安を安心に変えてあげられるように、行われるものではないかと考えています。

面会交流を拒否できるケースについて

面会交流で優先されるのは、あくまで子どもの利益ですので、面会を子どもが嫌がっているようなケースやDV被害による別居や離婚などの場合で、子どもの恐怖感や不安な気持ちが強い場合は、面会交流は認めない方が良い場合もありますし、絶対に行わなければいけないものではありません。

面会する側の親が

  • DV・薬物依存・精神的に不安定な状態である
  • 面会交流の際に子どもを連れ去ってしまう可能性がある
  • 子ども自身が別居している親と会いたがらない
  • 両親の関係がかなり悪く、面会交流することで子どもへの精神的ダメージがより大きくなると考えられる
    場合などでは、「子どものため」という視点から、面会を拒否することも可能です。

注意したいポイント
ただし、正当な理由なく面会交流を拒否した場合には、約束違反のペナルティとして「損害賠償」を求められることもあるので注意が必要です。そのような場合、損害賠償の額は両親の収入やそれによる痛手によって決められますが、一般的なケースでは、1回あたり数万円というのが相場のようです。

面会を拒否される可能性があるなら

知っておきたい基礎知識

別居または離婚時に決めた面会交流の条件について、相手側が不当にそれを拒否する可能性が高いと思う場合には、離婚時の面会交流についての取り決めの中で、それを拒否した場合の損害賠償額を決めておく場合もあります。

もしも取り決めを行っておらず、不当に拒否された場合には、相手への怒りの感情がわくかもしれませんが、きちんとした手続きを踏まずに強硬手段に出れば、それが違法行為となり、それ以降の面会交流ができなくなってしまう可能性もありますので注意が必要です。

正式な手続きの流れとしては、まずは裁判所に申し立てを行い、面会交流についての取り決めを履行するよう勧告してもらい、そのうえで相手が拒否を続けるのであれば、相手(債務者)に対し一定の期間内にそれに応じなければ金銭の支払を命じるなど、心理的な圧迫を与えることにより義務の履行を強制する「間接強制」を行うか、もしくは損害賠償を請求するというものになります。

いずれにしても、面会交流はあくまで我が子のためにどうすることが一番よいのか、親として真剣に考え、対応していくことが大切です。

関連ページ

「離婚と子ども」に関するページ一覧はこちら
「不倫・離婚ドットコム」の最新のページ一覧はこちら

あなたの悩みに関連するページを検索

スポンサーリンク